東京国際ユース その2

04/30に引き続き、05/02の順位決定戦も行ってきましたのでメモ(激長文というか写真多し)
まずは、補助競技場で10時から、パリ vs 北京の11・12位決定戦。



パリと北京が並ぶと、北京の小ささ細さが際立ってよくないと思いましたが、その通りの結果に。パリの22番のCBの子がいいなあと思いながら見ていましたが、後半、停滞してきた空気を一掃するようなステキミドルを叩き込むに至っては、あの子好き!という結論に達しました。イイよイイよ。そのまま頑張って成長してくれたまえ。パリの1番のGKの子がいろいろ規格外で面白かった。なんでそこで出るんだ!と思ったら案の定失点したしな……。笑顔の可愛い子なんですけどね。
結局、パリ 7-1 北京でした。
続いて11時半からは、第二球技場で、モスクワ vs ソウルの7・8位決定戦。




前回も書きましたが。「モスクワ、メンタル弱すぎ><」これに尽きると思う……。序盤はものすごくいいチームなんですよ、モスクワ。きちんとビルドアップして、丁寧だし、走るし。でも、そこで得点できないと徐々に崩れていき、失点したらもうなんか……かなしいキモチになってしまうよ。まあでもそんな中でも1点返せたのは大きな収穫なのではないでしょうか。3試合見てて、初めて得点シーン見た……。まあでも10人で良く頑張った(切れ気味でファールが多くなり、黄2枚で10人でやってた)。最後にロスタイム少ないとか抗議していらしい子が審判とやりあって黄2枚で退場処分になってたりしたので、最終的には9人だったワケだが。そして、話によると前日の試合も9人だったらしい……。ああ。ソウルは、ものすごく「韓国のサッカーってこういう感じだよね」というものを体現していた。当たりが強くて、スタミナ抜群で、粘り強くて、最後はズドン、みたいな。
モスクワ 1-2 ソウル。
13時からは、陸上競技場で、東京都トレセン選抜 vs カイロの3・4位決定戦。

 







何にビックリしたって、チアガールとブラバンがいるよ!という。補助や第二とは明らかに違う雰囲気にビックリしました。カイロは、でかくて上手くて、しかも組織としても結構しっかりしている、すごいチームでした。前日、コリンチャンスに負けてしまったようなのですが、個別に試合を見ている感じだとカイロ最強説を唱えたいくらいの。しかし、誰よりも最強だったのは、トレセンのGKの子だったと思います。何回、1対1になったのかわからないくらいなってましたが、前半1失点に抑えたのはネ申レベルでしたよ!本気でもっと他の子頑張れ(1対1になりまくるということは、そこまでの過程で抑えられていない、抜かれまくり、ということなので)と思いました。きっとトレセンの子たちは、ものすごくいろいろなものを経験できたんじゃないのかと思います。きっと日本のチーム相手だったらあそこまで抜かれないし。60分間戦って、ちょっとは対策も取れるようになったのかも(更に失点してたけど)
トレセン 0-5 カイロ。
決勝戦は、15時から陸上競技場で、東京ヴェルディ vs コリンチャンス

 




ヴェルディ、上手い。強い。きちんと慌てずにしっかりと自分たちのペースでゲームをコントロールしていた。早い段階で先制出来たというのもかなり大きい。コリンチャンスの個人の上手さをしっかりとした連携で封じ込めた。サボらずにやるべきことをしっかりやっていくうちに、相手がどんどんイライラしていくのが良く分かった。改めて上手いなあ。やっぱりこの年代だとメンタルコントロールが難しいのかな。コリンチャンスの子たちは、徐々に切れていってしまって(モスクワほどではないにしても)自滅していってしまったねえ。
東京V 4-1 コリンチャンスで、ヴェルディの優勝!

コリンチャンスの子たちは、インタビューを受けていた。
 
16時45分からは閉会式。
↓北澤さん、ちょっとカッコウがオカシイですよ!

↓参加全チーム。NSWと中体連が見れなかったのは残念でした。

↓フェアプレー賞はジャカルタ

↓3位 カイロ


↓2位 コリンチャンス

↓優勝 東京ヴェルディ


FC東京のサポーターの皆様が出していたダンマク。こういうのイイねー。心意気が格好いい。

↓いろいろと運営の苦労がしのばれるボード(笑)

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結局、2日間で9試合拝見しましたが、非常に楽しかった!
見ている方も相当いろいろと学ぶところが多かったですが、きっと参加していた子どもたちにとっては、こちらが想像できないくらいのいろいろな経験が出来たのではないでしょうか。ものすごく良い大会でした。運営の方々、ありがとうございました。
開催3回目くらいだそうですが、不況などに負けず、来年以降もぜひ開催していただきたいです。