予定日はジミー・ペイジ

予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)

予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)

読み始めてから読み終わるまでに1ヵ月半くらいかかってしまった……。本を読むテンションじゃなかっただけなんだが。
妊娠→出産までの日記のようなもの。子どもができたことを喜べない女性の。そんなにすぐにスイッチ切り替わるみたいにはなれないよ、というのはわかる気がする。10ヶ月かけて、徐々に実感していくということがよく描かれていると思う。
周囲の人々(夫や親や友人や知り合っていく人々)との距離感が好き。
食事のメニューがたくさん出てくるので、いろいろなものが食べたくなって大変。
最後はまあ、フツウの出産小説かなあ。
あとがきが一番面白かったかもしれない。。。